医療・福祉のホームページ制作会社の選び方|依頼前に確かめたい4つのこと

「ホームページから、利用者さんや求人の応募につなげたい」「今のホームページを、自分たちで更新できない」。医療・福祉の事業所の方から、よくいただくご相談です。
私は看護師として15年働いたあと、医療・福祉の事業所を中心にホームページを作っています。リニューアルのご相談を受けていると、今のお困りごとの多くは、最初に制作会社を選ぶ段階で確かめておけば防げたのではないか、と感じることがあります。
この記事では、医療・福祉の事業所がホームページ制作を依頼する前に確かめておきたいことを、4つにまとめてお伝えします。
リニューアルのご相談で多い、3つのお困りごと
前の制作会社に頼まないと直せない
文章を少し変えたいだけなのに、毎回制作会社に連絡しなければならない。そんな作りになっているサイトは少なくありません。お願いするたびに時間がかかるので、だんだん更新しなくなってしまいます。
操作が難しくて、担当者が触れない
管理画面はあっても、操作が難しくて担当の方が触れない、というケースもあります。現場の仕事をしながら、慣れない画面と格闘する時間はなかなか取れません。
古いまま、手がつけられなくなっている
長く更新されないまま、どこから手をつければいいか分からなくなっているサイトもあります。中には、SSL化(URLが「https」で始まり、通信が暗号化されている状態)がされていないものもありました。
この3つに共通するのは、「作ったあと」のことが、作る前に決まっていなかったことです。
選ぶ前に確かめたい4つのこと
1. 医療・福祉のことを、最初のヒアリングで聞いてくれるか
医療・福祉のホームページでは、一般的な会社のサイトとは違うことを決めておく必要があります。
たとえば、介護や訪問系の事業所なら、ケアマネさんや病院の退院支援室など、紹介元となる関係機関はどこか。空き状況や受け入れの可否をサイトに載せるか。ご利用料金をどこまで公開するか。採用ページをどう扱うか。医療機関なら、医療広告ガイドラインに関わる表現をどうするか、といったことです。
こうしたことを最初のヒアリングで聞いてくれる制作会社だと、制作に入ってからの説明し直しや、作り直しが少なくなります。PT・OTといった職種の略語や、介護保険のサービスの違いがそのまま通じるかどうかも、話の早さに大きく関わります。
2. 「公開後、誰が更新するか」を聞いてくれるか
ホームページは、公開したあとに更新していくものです。お知らせ、求人、ブログ。誰が、何を、どのくらいの頻度で更新するかによって、作り方は変わります。
依頼する前に、「納品したあと、私たちで更新できますか」と聞いておくと安心です。反対に、制作会社のほうから「公開後に更新されるのはどなたですか」と聞いてくれるなら、更新する人に合わせて作ろうとしている会社だと考えられます。
3. 自分たちで更新できる仕組みと、教えてもらえる体制があるか
自分たちで更新するには、仕組みと教わる場の両方が必要です。
仕組みでいえば、WordPressのように広く使われているシステムで作られているか、更新するページが触りやすく作られているか。教わる場でいえば、操作マニュアルや動画があるか、必要なときにオンラインで説明してもらえるか、です。
4. 公開後、誰がサイトの状態を見てくれるか
ホームページは、公開したあとも少しずつ状態が変わっていきます。
- WordPressやプラグインの更新が溜まっていく
- お問い合わせフォームが、ある日届かなくなっている
- 管理画面に、身に覚えのないユーザーが増えている
やっかいなのは、これらが起きても画面上は何も変わらないことです。とくにフォームは壊れていてもエラーが出ないため、気づいたときには数か月分のお問い合わせが届いていなかった、ということが起こります。
公開後の保守をお願いできるか、お願いできるならどこまで見てもらえるのかも、依頼前に確かめておきたいところです。ブログの投稿など、手間のかかる作業を手伝ってもらえるかどうかも聞いておくと安心です。
確かめるときの質問リスト
| 制作会社に聞くこと | 答えで見るところ |
|---|---|
| 医療・福祉のサイトを作ったことはありますか | 実績があるか。業界の言葉で話が通じるか |
| 最初のヒアリングでは、どんなことを聞かれますか | 紹介元、空き状況、料金の公開範囲、採用、医療広告ガイドラインなどに触れるか |
| 納品したあと、私たちで更新できますか | 誰が更新するかに合わせて作ってもらえるか |
| 更新の仕方は、どうやって教えてもらえますか | マニュアル・動画・オンライン説明などがあるか |
| 公開後の保守はお願いできますか | 更新やフォームの確認など、何を見てもらえるか |
すずらんWebデザインでは
当方では、ヒアリングの段階から医療・福祉に特化した質問をお聞きしています。公開後にどなたが、どうやって更新するのかも最初に確認し、更新しやすいように作ります。納品のときは操作マニュアルや動画をお渡しし、必要に応じてオンラインでもご説明します。公開後の保守もお受けしています。
お客様からは「相談しやすかった」「現場を知っているから話が早かった」「丁寧な対応だった」「プロの提案だった」といったお言葉をいただいています。
よくある質問
まとめ
- リニューアルのお困りごとの多くは、「作ったあと」のことが作る前に決まっていなかったことから起きている
- 依頼前に、業界のことを聞いてくれるか、更新する人を聞いてくれるか、自分たちで更新できるか、公開後に見てくれるかを確かめる
- 質問リストを使って、制作会社に直接聞いてみるのがおすすめ
「何から聞けばいいか分からない」「今のサイトをどうすればいいか迷っている」といった段階からご相談いただけます。看護師として働いてきた経験をもとに、現場に合ったホームページを一緒に考えます。

